今日は夫も揃って休みだったからお昼にごはんを食べに行った。
夏ごろ姉と二人で行ってとっても美味しくて食べ過ぎた店。混んでいるか心配だったけどそこまで人はいなくて並ばず入店できた。ただ食べている間に満席くらいになったので相変わらずの有名店なのだな。美味しいもんな。
今日も案の定食べ過ぎた。
帰ってきて、夫はお昼寝をしていたけれどわたしは頼まれものをしていたのでやりながら映画を流した。
ややネタバレあります。
言わずと知れた作品な訳だが。折を見て何度も発言するのでご存じのかたもさぞや多かろうとは思うのだが、わたしは洋画のなかではタイタニックが一番好きだ。今回見直して、やはり一番好きだと確信できた。
好きだ好きだと言うわりに何度も見ているわけではない。長いから全部見るのがしんどいというのもあるが、何より折々で泣いてしまうから疲れるのだ。が、やはり泣きながらでも見るべき作品だ。
今回は晩餐会で使われたグラスや磁器や(特に)ローズが纏うジュエリーの美しさに目を奪われた。こんなに美しいグラス!もしかしてあそこのかしら、やら、あのジュエリーどういう作りなのかしら、やら考えるのはとてもよい。
逆にローズが美術の収集家であることを印象づけるような設定として登場するピカソやモネの絵画は「あくまでイメージ」であることが分かりやすくなってしまった。どちらにせよフィクションなのだから設定だと楽しんだ方が正解。
映画のなかではたった三時間だし、実際の日にちにしたって三日に満たない時間のなかで自分の人生がどうしようもないと腐っていた女性が、ついていきたいと思える男性を見つけて、実際についていく行動を起こして、さらには彼の言葉だけを信じて、自分で行動するってストーリーはあまりに美しいし良くできすぎている。
海底に消えていくジャックの姿が水中花のようで美しいのも好き。
ラストシーンで老ローズがネックレスを海底に落とすのも好き。(あのシーンで彼女が裸足なのは本当にセクシーだよ)(ネックレスをなぜ海底に落としたのか。冒険家たちへ夢を与えたのか。はたまた自分の身代わりをジャックが眠る海に沈めたのか、どっちなんでしょうね!?)
死ぬまでにあとなんかいか絶対見よっと。ソフトも買お。
タイタニックのあとではなにを見てもいまいちだろうなとわかっていたので評価が変わらなさそうなこちらを。
マーベルみたいな動きが多くて、そういう話なんだ!とけっこう驚いたね。
映画見終わってから散歩がてらスーパーに買い物に行ったんだけど、帰りの空に蒼白い月が雲間から覗いていて、とても綺麗だった。きっとこういう景色を詠った短歌や歌がごまんとあるだろうに、ひとつも思い浮かべられない自分の見識の浅さに辟易してしまった。
歴史やらジュエリーやらの勉強が一段落したら音楽や短歌も勉強したいな。今の時代時世の句を詠む人は少ないだろうけど、「詠まない」と「詠めない」は全く別のものですからね。
明日も休みだから映画三本くらいはみたいね。ジブリを観ようかな。